読書アウトプット記録

本から学んだ内容をアウトプットすることで自分自身の記憶に深く落とし込むことを目的としています。

算数のUD化のポイント

視覚化 目で見て分かりやすいようにしてあげる。 視覚資料を活用するときは、 とにかく、大きく見やすく掲示する。 できる化 分かるだけじゃなくて子どもが「できた」と思って授業を終えることが大切。 できる化させる場面は、教科書の練習問題のところ。 で…

年度当初の学級作りで大切なこと

学級開き、初めの1ヶ月の学級経営で大切なことをまとめておく。 たくさん褒める 大切にしたい行動や価値観を伝え、それができている子をとにかく褒めることが大切。 最初は教師が褒めたことがクラスのルールになっていく。 注意をする前に、その行動ができて…

メモ「嫌われる勇気」

人生はシンプル アドラー心理学では世界は常にシンプルであると考える。 世界や人生が複雑なのではなく、自分が複雑に見ているだけ。 人は皆、世界を自分の主観で見ている。 つまり見方を自分で選ぶことができる。 自分の身の回りに起こる出来事にどう意味付…

メモ「国語の授業作りはじめの一歩」

教材研究の仕方 まずは教師が教材に向き合うことが大切。そうすることで授業に深みが出る。 教材に向き合うには、まず音読をする。音読をすると子どもにとって読み辛いところや難しい単語がよくわかる。 そして、自問自答をしながら読む。 「ここの意味は?…

メモ「絶対にミスをしない人の脳の習慣」樺沢紫苑

ミスの4大原因 ①集中力の低下 うっかりミスをしてしまうということは注意力が散漫になっているということ。 →集中力が高い時間に、ミスをしがちな仕事をもってくればいい。 ②脳疲労 ストレスや睡眠不足によって脳のコンディションが下がっている状態 ③ワーキ…

本要約「思考のスイッチを入れる授業の基礎・基本」-鈴木健二ー

概要 「基本的に子どもは授業に対して受動的である。」 と考えたうえで、学びに対して受動的な子どもを能動的にするための手法について書かれてあります。 それを本書では、「思考のスイッチを入れる」と表現しています。 能動的な学び=アクティブラーニン…

メモ「神時間術」-樺沢紫苑ー

一日の時間を2倍にする方法 時間を増やすには、集中力の高い時間に、集中力を要する仕事をすること。 集中力の高い時間とは、 ・起床後 ・昼寝後 ・締め切り前 ・運動後 といった時間が挙げられる。 ・早起きをする。 ・昼寝をとる。 ・タイマーを活用し、自…

本要約「つまらない普通の授業に子供を無理やりのせる方法」-中村健一ー

概要 子どもが楽しく集中できる授業を作るための工夫について書かれた本です。 授業をしていて、どこか子どもがつまらなさそうにしている場面がたまにあります。 雰囲気が悪く、声も小さく、注意も散漫になる。何より楽しくなさそう。 そんな授業から、子ど…

とにかく行動!「ポジティブチェンジ」-DaiGo-

DaiGoの「ポジティブチェンジ」再読の学び 成長するにはとにかく行動 考えて準備をしてから行動しようという意識では、いつまでたっても行動できない。 本当に必要なことは行動してから分かる。 じっとしてあれこれ考えるのではなく、まず行動を起こす習慣を…

脳から分かる発達障害

ADHDの困難 ・多動性 ・注意力散漫 ・集中力が続けない に加え、 ・選択性注意の弱さ →複数ある情報から、目を向けるべき情報を選択することが苦手。 ・実行機能の欠如 →・プランニング力 →・物事を順序だてて考えることができない。 ・先のことを見通して行…

本要約「算数授業のユニバーサルデザイン」ー志水廣ー

志水廣さんの、「算数授業のユニバーサルデザイン」という本の内容を要約して紹介したいと思います。 発達障害のある子どもにとって易しく分かりやすい授業をするための手立てについて学びたいと思って手に取った本です。 本の概要 本書は、算数の授業をユニ…

本要約「算数授業のユニバーサルデザイン」-志水廣ー

脳から分かる発達障害

LDの子の読み支援 LDのこどもは、文章のまとまりを捉える力が弱い。 文章の読みに困難を示しているときは、まとまりごとにスラッシュを入れてあげると、読みやすくなることがある。 ADHDの選択性注意 ADHDの子どもは、注意を選択することが苦手。 情報がたく…

算数授業のユニバーサルデザイン(実践編)②

そろえる化 ユニバーサルデザインされた授業では、子どもの理解度を常にそろえることを意識しなければならない。 そうしなければどんどん差が開いていってしまうからである。 そのために、 ①本時の内容に入る前に、既習事項の足並みをそろえる。 ②問題文の理…

算数授業のユニバーサルデザイン(実践編)

見える化 ユニバーサルデザインの基本は、見えないものを見えるようにすること。 数字や時間といった抽象的な概念を目で見て具体的に分かるようにする。 その際大切なのは 何を見える化するか ということ。 授業のねらいを明確にして、ねらいを達成させるた…

算数授業のユニバーサルデザイン ①

子どもの行動をABAで捉える 問題行動があった場合は ・きっかけはなんだったか。 ・結果が、その子にとって徳になってないか。 を考えて、前後にアプローチする。 良い行動の場合は、 ・ちゃんと結果がその子にとって得になっているか。 を考える。良い結果…

向山型特別支援の授業パーツ

実践したいこと *立ったり座ったりさせるパーツ 出来たら立つ 出来たら座る を、授業の中に組み込んでいく。 メリットは、 ・動くことで多動が抑えられる。 ・教師から見て達成率を把握できる。 ・優位に立ちたいという気持ちから、 活動のモチベーションが…

燃えるレッドの学級作り

哲学を持つ 「子どもにどんな力を付けさせたいのか」 という一つの哲学を持って指導する。 褒めるときも叱るときも、その哲学に基づくようにする。 そして、哲学に反した行動があれば細かいことでも厳しく対応する。 例えば、 「自己を磨く力を付けさせるた…

授業を見直す16のポイント②

授業時間は延長しない 授業時間を延長することを繰り返していると、1日の学校での生活リズムが乱れていく。 授業の終了時間は死守する。 授業構成を小分けして統一する。 国語であれば、 ①漢字10分 ②音読5分 ③本時25分 ④まとめ5分 といったように授業構成を…

授業を見直す16のポイント①

話すときは短く数字を入れる 説明するときは、 「〜点話します。1つ目は〜」 のようなフレームで話すようにする。 話が下手でも分かりやすい話ができる。 机間指導は導線を決める。 机間指導するときは、通る道を決めて全員に公平に指導する。 そうしないと…

習慣化の力

何か行動を身に付けたいと思ったとき、最も有効な方法が習慣化です。 逆に習慣化しない限り、本当に意味で行動を身に付けたとはいえないと思います。 習慣化することの良さは、無意識的にその行動を取れるようにすることで、他の行動にエネルギーをさけるよ…

叱る作法⑤

情熱を持つ 教師とは一つの職業であるが、ただ金を稼ぐためにこなせばいいという仕事ではない。 人は本来社会の中で任された役割を果たすことで喜びを感じる存在である。 お金を稼ぐために働くのではなく、子供を成長させるという職務に使命を持ち、情熱を持…

叱る作法④

想いをもって叱る 叱るときは子どもの成長を想って叱る。 結果を考えて叱る。 そして、それを伝えることが大切。 自分のために叱ってくれているんだという気持ちが伝われば子どもに指導が入る。 教師のエゴで叱ってはいけない。 叱ってはいけないときもある …

叱る作法③

子どもが自分をごまかしているときは叱る 本来できるはずのことでも、状態怠けて全力を尽くしていないようであれば叱るべき。 自分に甘えていると成長はないという人として大切なことを教える必要がある。 正々堂々と叱る 叱ることに躊躇してはいけない。 「…

叱る作法②

結果を考えて指導する 成長させたいと思って強く叱った結果、子どもが逆に背を向けて勉強しなくなってしまったら、それは指導が間違っていたことになる。 どんなに正しい動機があっても教育の成功は結果が決める。 子どもの特性やその子との経験から、1番良…

叱る作法

教育は人である 教育の質は教師の人間力が決める。 教師は叱るに値する人間でなければならない。その為に絶えず自己研鑽に励むべきである。 教育に恐怖は必要 叱る とは、優しい注意では言うことを聞かない相手に対して、一時的に圧倒的な力でいうことを聞か…

思考のスイッチ②

道徳で思考のスイッチを入れる3つの発問 ①タイトルから発問する。 ②本文の一文を引用して発問する。 ③挿絵だけを見せて発問する。 これら3つの発問を通して教材に引き付けることが大切。 普通に導入をしていては子どもは主体的には学べない。 一部を隠すフレ…

思考のスイッチ①

アクティブラーニングとは 子どもが自ら考えだす能動的な学び。 授業において、基本子どもは受動的である。 それを能動的にするための工夫が必要。 思考を刺激する発問 能動的な学びを実現するためには、子どもが思わず考えたくなるような発問作りが非常に大…

子ども集団を動かす技

徹底したいルールはやり直しさせる どうしても徹底させたい大切なルールを定着させる技は、やり直しをさせること。 たとえば、 整列するときは素早く並ぶ というルールを定着させたい場合。 のろのろと並んでいたようであれば、 毅然とした態度でやり直しを…

子ども集団を統率する技②

数字の力 指示だし、説明、発問をする際には数字を入れると子どもに入りやすくなる。 内容が具体的になり集中して聞けるようになるからである。 例えば話すときは、 大事なポイントが2つあります。指を折りながら聞いてください。 指示を出すときは、 10秒で…