読書アウトプット記録

本から学んだ内容をアウトプットすることで自分自身の記憶に深く落とし込むことを目的としています。

子ども集団を動かす技

徹底したいルールはやり直しさせる

 

どうしても徹底させたい大切なルールを定着させる技は、やり直しをさせること。

 

たとえば、

整列するときは素早く並ぶ

というルールを定着させたい場合。

 

のろのろと並んでいたようであれば、

毅然とした態度でやり直しをさせる。

 

一度元の場所に全員を戻しもう一度並ばせる。

そしてできたら大いに褒める。

 

そうすることで、

素早く並ばなければ駄目だということが子どもにしっかりと落とし込まれる。

 

また、

ルールは4月に徹底する

ということも大切。

 

1度や2度、のろのろ並んだことを許してから、急にやり直しをさせると子どもは反発する。

 

最初が肝心である。

 

 

趣意説明の原則

 

子どもは、意味を理解し納得した時に初めて自分から行動を正そうとする。

 

廊下を歩きなさい

 

という指導をする場合にも、

単に注意するだけではなく

 

廊下を走ると危ない

 

ということを説明し、理解させることで初めて子どもの行動は変わる。

 

あらゆる場面で趣意説明の原則は大切である。