授業を見直す16のポイント②
授業時間は延長しない
授業時間を延長することを繰り返していると、1日の学校での生活リズムが乱れていく。
授業の終了時間は死守する。
授業構成を小分けして統一する。
国語であれば、
①漢字10分
②音読5分
③本時25分
④まとめ5分
といったように授業構成を小分けする。
そして、毎回流れを統一する。
指示の原則
簡単な指示の場合
→・一つ一つ与えていく。一時に一事の原則
活動を指示するとき
→・指示内容が理解できているかどうか確認してから取り組ませる。指示+確認の原則。
例えば、指示した後に1人を指名して聞く。隣同士で確認するなど。
長い指示のとき
→遅い子を待たない。早い子に合わせる。全体を早い子のペースに引き上げていく。
例えば、めあてを板書するときなど。3分の2が書けていれば次に進む。
時間を意識させる。
授業中はタイマーを何度も活用する。時間を意識させることで、授業のテンポが良くなる。
授業はテンポが命。
また、授業にほどよい緊張感も生まれる。
指示語を短くしていく。
いつも使う指示語は、どんどん言葉を削って短くしていく。
例えば
・これをノートに書きます。
・ノートに書きます。
・ノート。
といったように言葉を削ることで、テンポが生まれていく。
言葉を削れば削るほどテンポは良くなる。