読書アウトプット記録

本から学んだ内容をアウトプットすることで自分自身の記憶に深く落とし込むことを目的としています。

「授業のユニバーサルデザイン入門」ー小貫悟・桂聖ー

◎授業のユニバーサルデザインとは 発達障害の有無や学力の差に関わらず、全ての子供が授業に参加し活躍できることを目指した授業の在り方のことです。本書ではそのための技法について書かれてあります。 ◎環境を整える。 環境を整えるとは、簡単にいうと「整…

2022⑥「特別支援学級感動の学級作り」ー小野隆行ー

特別支援学級での授業作りや、学級経営、子どもとの関わり方、 子どもの情緒を安定させるためのシステム等について書かれています。 1.授業システム ① 授業開始を待たない。 よく「全員がそろうまで授業開始を待つ」場面がありますが、 チャイムに間に合っ…

2022⑤「策略 ブラック授業作り」ー中村健一ー

教師は年間1000時間の授業を行います。 そして公務分掌や保護者対応などたくさんの仕事を抱えています。 その中で1つ1つの授業をしっかりと準備して、 面白い授業を作っていくはとても難しいことです。 しかし、授業がつまらないと子供が荒れる要因に…

2022④「困り解消 算数指導ガイドブック」

特別な支援を要する子供に対する算数指導の方法について書かれています 「こういう子には、こういう指導をしよう」 と具体的なケースに基づいて書かれているので 実践しやすい内容になっています。 しかし本書では具体的な指導方法よりも、 算数で困っている…

2022➂「エフォートレス思考」ーグレッグ・マキューンー

ベストセラー「エッセンシャル思考」の著者 グレッグ・マキューサンの第二作目の本になります。 前著「エッセンシャル・思考」では、「より少なく、しかしより良く」 をテーマに、多くの無駄をそぎ落とし、本質的なことにだけ力を注ぐことの 大切さについて…

2022②「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」

時間術について書かれた本です。 効率化や時短化のテクニックというよりは、 仕事や時間との向き合い方について書かれた本です。 「ロケットスタート時間術」 作者が「ロケットスタート時間術」と呼んでいる 仕事術が、本書で最も重要な内容になります。 と…

2022①「特別支援教育のノウハウを生かした学級作り」

現在通常学級の中にも10人に1人の割合で 特別な支援を要する児童が在籍していると言われています。 また特別支援教育の指導方法は、発達障害の有無に関わらず 全ての子どもに有効的な指導方法であるとも言われています。 何故なら発達障害の子どものもつ…

「子どもがパッと話を聞く教師の話し方」

教師は仕事のうちほとんどは子どもの前で話しています。 その中でも、話を聞かせられる先生と、 中々子どもに話を聞かせられない先生がいます。 話を聞かせられる先生になるための話し方のワザについて書かれた本です。 1.活動の意味を指導する。 子どもに…

「ヤバい話し方」

仕事や恋愛などにおいて人を思い通りに動かすための話し方について、 心理学の手法をもとに書かれた本です。 1.メラビアンの法則を理解する。 メラビアンの法則とは、 人が何かを理解するときに、 ①視覚的な情報が55% ②聴覚的な情報が28% ➂言語的な…

メモ「社会科授業のUD」

動作化 動作化を取り入れると、具体的イメージを持ちやすくなる。例えば、コンビニのレジの打ち方や、尼さんのもずくの取り方を実際にやってみるといったことがある。 発問のスモールステップ化 ①「いつどのようにどのくらいどのように」 といったことを問う…

メモ「国語授業のUD」

イメージから論理へ イメージから論理という流れで指導をする。 イメージとは、説明文や物語文の内容をイメージできること。 論理とは、論理的な読み方のこと。 例えば、情景描写に着目して読む。問いと答えに着目して読むなど。 そしてUD化された授業ではど…

メモ「国語授業のUD」

説明文のイメージを持たせる そのまま読ませるのではなく、写真と文章を部分的に見せていくことで楽しく、分かりやすく文章の内容を理解することができる。 分からないと言える空気を作る 分からないことを正直に分からないと言えることを価値付けていく。 …

メモ-人を動かす秘訣①-「人を動かす」

盗人にも5分の理を認める どんな凶悪犯でも、自分のことを本当に悪人と思っている人はそういない。 皆んな何らかの背景や仕方のない理由があって犯罪を起こしている。 つまり、身の回りの人に対しては、非難するよりもまず理解しようとすることが大切。 非難…

メモ「算数授業のUD」

教えたいことをかくす 教えたいことを隠して、子供に考えさせて気付かせる。 大人にとって当たり前のことでも、子どもにとっても当たり前と思わず、隠して提示して気付かせる。 定義は問い返す 定義を教えるときは、説明しただけで教えた気になっていけない…

メモ

結果を考えて指導する。 叱っても褒めても、その結果子どもにプラスの変化がなければ意味がない。 この子は厳しく叱った方が有効だな。 この子は個別に呼んで語った方がいいな。 と、子どもに合わせた指導をする。 ただ、見逃すということが1番良くない。 こ…

メモ

動かしながら授業をする。 授業に飽きさせないためには、子どもを動かしながら説明をする。 具体的には 細かく声を出させる。 できたら立つ。 立ってできたら座る。 といった活動を説明の中に入れていく。 テンポを大事にする テンポさえよければ子どもは授…

メモ「7つの習慣」

主体的に生きる 主体的とは、選択するということに、自覚的であること。 人は、自分に起こる出来事(刺激)と、それに対してどう思いどう行動するか(反応)の間に、選択する自由がある。 なにが起こるかは重要ではなく、それに対してどう反応するかが大事。 な…

メモ「授業スイッチ」

集中のスイッチを入れる ・写真を一瞬だけ見せる。 ・板書をいきなり大きく書く。 ・挑戦心を煽る。 ・拍手の数を数える。 ・オープンざ〜ページ ・急に固まる。 授業に集中できていないなら、こういう小ネタを挟んでなんとか授業のスイッチを入れていきたい…

メモ「人を動かす」

同情する 人は誰しも他者からの同情を求めている。「もし私があなただったら、同じように思うだろう。」と共感されれば、どんな人でも大人しく言うことを聞くだろう。 やっぱりとにかく共感することが大事。自分もその思うよと共感した上で自分の考えを伝え…

人に好かれる原則「人を動かす」メモ

誠実な関心を寄せる 相手に興味を持ってもらうには、まずは自分が興味を持つこと。 犬はただこの原則を実践しているだけで誰からも愛される存在になる。 自分はあなたに興味がありますよ、あなたのことが知りたいですよ、という態度で人と接することが友達を…

メモ「人を動かす」人を動かす3原則

1.理解に努める 人の行動の裏には必ずそれなりの理由や背景があるから、行動だけ見て批判するよりもまず理解するように努める。 どんなに自分にとって都合の悪いことでも、その人の立場になって考えてみればそれなりの正当性がある。 自分視点で見るのではな…

事前指導+フォロー

事前指導+フォロー 大切にしたいことは事前にハッキリと指導するがとても大切。 例えば授業中は静かにする ということを大切にしたい場合は、 朝の会の話や、授業が始まる前に、理由と一緒に授業中は静かにしようねということをハッキリと伝える。 そして授…

読書メモ人を動かす

盗人にも理を認める。 どんな悪行にもその人なりの行動の理由がある。 批判する前に、行動の理由を考える。 自分の視点だけで人の行動を見て人の行動をどうこうしようとするのではなく、相手の視点に立って考えて働きかけることが大切。 相手に重要感を持た…

メモ「特別支援学級感動の学級づくり」

言葉を削る 授業中は、言葉を削れば削るほど子どもは集中できる。 教師の発する言葉は全て子どもにとっては刺激になるからである。 発達障害の子どもは情報を取捨選択することが難しいので、 音声情報が増えれば増えるほどそれが刺激になり集中が難しくなる…

メモ「特別支援学級感動の教室作り」

体感させる 教える=体感させるということ。 特に、発達障害の子どもは言葉でイメージする力が弱い。 例えば、集中しなさいと口で言っても、どうしたらいいか分からないことが多い。 そこで、集中して取り組める教材を用意して、集中して活動に取り組んでいる…

メモ「子ども集団を統率するワザ」

話の聞き方の指導 話の聞き方は、4月から繰り返し徹底していくことが大切。 徹底させたい規律は、最初の一回の例外を許してはダメである。 一番初めに話を聞かせるときから、常に今この瞬間が勝負と思って、 徹底して聞かせる。 私が徹底したいと思うのは、…

メモ「子ども集団を統率するワザ」

事前指導 何か活動をさせるときは、必ずどういう風にすると望ましいのか事前指導をする。 例えば「廊下移動は静かにしよう。」というようにである。 その際、ただ教師が一方的に指導するのではなく、子どもに考えさせて、子どもから意見を出させると行動に主…

読書メモ「生活指導で大事なこと」

活動前には必ず事前指導する 何か活動する前には、「~風にしよう」と、望ましい行動を事前指導しておくことが大切です。 そして、指導したことは必ず評価をします。 できていたら褒める、できていなかったら注意もしくはやり直しをさせる。 これの繰り返し…

算数UD化のポイント

適用問題練習法 適用問題練習法とは、授業の最後にさせる練習問題の前に、解き方の確認を行うことです。 まとめ→練習問題 ではなく、 まとめ→解き方の確認→練習問題 というような感じです。 これは、全員の子どもに「できた」という体験をさせるためです。 …

メモ「教師1年目の教科書」

縦糸張りと横糸張り 縦糸とは、教師と子どもとしてのたての関係。 横糸とは、1人の友達として接するような横の関係。 縦糸を張ることを意識しないと、荒れにつながる。 縦糸を張るには、 ・指示にはすぐに従う。 ・言葉遣い。 ・教師の話を静かに聞く。 ・作…