子ども集団を統率する技②
数字の力
指示だし、説明、発問をする際には数字を入れると子どもに入りやすくなる。
内容が具体的になり集中して聞けるようになるからである。
例えば話すときは、
大事なポイントが2つあります。指を折りながら聞いてください。
指示を出すときは、
10秒で〜をして下さい。
といったように数字を入れて内容を具体的にすると、子どもはグッと集中して話を聞けるようになる。
向山洋一の、指示だしの原則の2つめ、
どのようにするか示せ
とも重なる部分である。
見通しを持たせる
単元や本時の最初には、ゴールイメージを具体的に示して見通しを持たせることが大切である。
子どもは見通しを持つことで安心して集中して活動に臨むことができる。
また
〜するためにやるんだな
と活動の意味を理解して学習を進めることができる。
話を聞かせるには
①一文一文を短くする。
句読点が少ないだらだらとした説明は聞いていて辛い。何より内容が入ってこない。
一文一文を短くし、テンポ良く話すことが大切。
②変な間を開けない。
とにかくテンポが大事。
③「え〜」「あの〜」といった口癖を治す。