読書アウトプット記録

本から学んだ内容をアウトプットすることで自分自身の記憶に深く落とし込むことを目的としています。

叱る作法

教育は人である

教育の質は教師の人間力が決める。

教師は叱るに値する人間でなければならない。その為に絶えず自己研鑽に励むべきである。

 

 

教育に恐怖は必要

叱る

とは、優しい注意では言うことを聞かない相手に対して、一時的に圧倒的な力でいうことを聞かせることである。

そのためには恐怖という感情を伴わせる必要がある。

一定の秩序を保つためには恐怖をもって子どもを従わせることも必要悪である。

 

 

思いをもって叱る

教師の気分で叱っていてはいけない。

「〜だからこれら絶対にいけない。許せない。」

という一つの筋を持って叱ることが大切。

「絶対に許せない。」という怒りの感情を持って叱る真剣な熱意が子どもに伝わるのである。

 

 

明確な基準を示す

野口先生の叱る基準は以下の3つ。

1.命に関わるとき

2.他人の不幸の上に自分の幸福を築くとき

3.3度注意しても聞かないとき

 

この3つを示しておくことで、子どもは叱られても教師の本気を理解することができる。