読書メモ「生活指導で大事なこと」
活動前には必ず事前指導する
何か活動する前には、「~風にしよう」と、望ましい行動を事前指導しておくことが大切です。
そして、指導したことは必ず評価をします。
できていたら褒める、できていなかったら注意もしくはやり直しをさせる。
これの繰り返しで、望ましい行動を子どもに定着させていきます。
例えば、廊下移動の際は、
「廊下を移動するときは、静かに、右側をならんでいどうします。」
とポイントを示します。
そして、できていたかどうか必ず確認をします。
できていたら大いに褒める、できていなかったら初めからやり直す。
その徹底が、クラスにルールを定着させていきます。
とにかくたくさん褒める
昨日改めて、褒めることの大切さを再確認しました。
何故褒めることが大切かというと、
・褒めることで望ましい行動は定着する。
・褒めることで信頼関係を築ける。
・自信をつけさせることができる。
・基本的にリスクは0
と、教育においてメリットしかないからです。
元々教育において褒めることがとても大切ということはわかっていたのですが、最近はそれを忘れてしまっていたなと思いました。
どうしても、褒めることで、「お世辞感が出てしまうかな」
「媚をうっていると思われてしまうかな」といったようなことを考えてしまって、
褒めることを躊躇してしまっていたのです。
ですが昨日思ったことは、
「基本的に褒められて嫌な気持ちになる子供はいない」
ということです。
ごちゃごちゃと難しいことを考えずに、
「自分がいいと思ったことは思い切り褒めよう」と思いました。
ただ、やはり褒めることは一つの教育技術だなと思います。
お世辞感や不自然な感じが出ずに、さりげなく自然に褒められるようになりたいです。
具体的には、
・とにかくたくさん褒めることを意識する。
・「こういう行動は褒める」とポイントを決めておく。
・子どもの心に響くように、目を見てしっかりと褒める。
「君は素晴らしい」というメッセージをしっかりと伝えるようにする。
・事前指導+褒めを意識する。
といったことを頑張りたいと思います。