メモ「特別支援学級感動の学級づくり」
言葉を削る
授業中は、言葉を削れば削るほど子どもは集中できる。
教師の発する言葉は全て子どもにとっては刺激になるからである。
発達障害の子どもは情報を取捨選択することが難しいので、
音声情報が増えれば増えるほどそれが刺激になり集中が難しくなる。
話す言葉は全て端的にまとめて、必要最低限のことしか話さないことで子どもは落ち着いて学習できるようになる。
話す言葉を削るには、授業中に自分が話す、
指示、説明、発問をノートに書きだしてみることである。
授業に臨む前になるべく言葉を削る作業をすることが言葉を削るトレーニングになる。
気持ちに同意する。
指導の原則は気持ちに同意することである。
何かトラブルがあったときに、いきなり子どもに正論で語り掛けようとしても子どもの耳には入らない。
まず、気持ちに共感して落ち着かせる。
そしてそのあとに教師が思ったことを伝えるようにする。