読書アウトプット記録

本から学んだ内容をアウトプットすることで自分自身の記憶に深く落とし込むことを目的としています。

2020-01-01から1年間の記事一覧

脳から分かる発達障害

LDの子の読み支援 LDのこどもは、文章のまとまりを捉える力が弱い。 文章の読みに困難を示しているときは、まとまりごとにスラッシュを入れてあげると、読みやすくなることがある。 ADHDの選択性注意 ADHDの子どもは、注意を選択することが苦手。 情報がたく…

算数授業のユニバーサルデザイン(実践編)②

そろえる化 ユニバーサルデザインされた授業では、子どもの理解度を常にそろえることを意識しなければならない。 そうしなければどんどん差が開いていってしまうからである。 そのために、 ①本時の内容に入る前に、既習事項の足並みをそろえる。 ②問題文の理…

算数授業のユニバーサルデザイン(実践編)

見える化 ユニバーサルデザインの基本は、見えないものを見えるようにすること。 数字や時間といった抽象的な概念を目で見て具体的に分かるようにする。 その際大切なのは 何を見える化するか ということ。 授業のねらいを明確にして、ねらいを達成させるた…

算数授業のユニバーサルデザイン ①

子どもの行動をABAで捉える 問題行動があった場合は ・きっかけはなんだったか。 ・結果が、その子にとって徳になってないか。 を考えて、前後にアプローチする。 良い行動の場合は、 ・ちゃんと結果がその子にとって得になっているか。 を考える。良い結果…

向山型特別支援の授業パーツ

実践したいこと *立ったり座ったりさせるパーツ 出来たら立つ 出来たら座る を、授業の中に組み込んでいく。 メリットは、 ・動くことで多動が抑えられる。 ・教師から見て達成率を把握できる。 ・優位に立ちたいという気持ちから、 活動のモチベーションが…

燃えるレッドの学級作り

哲学を持つ 「子どもにどんな力を付けさせたいのか」 という一つの哲学を持って指導する。 褒めるときも叱るときも、その哲学に基づくようにする。 そして、哲学に反した行動があれば細かいことでも厳しく対応する。 例えば、 「自己を磨く力を付けさせるた…

授業を見直す16のポイント②

授業時間は延長しない 授業時間を延長することを繰り返していると、1日の学校での生活リズムが乱れていく。 授業の終了時間は死守する。 授業構成を小分けして統一する。 国語であれば、 ①漢字10分 ②音読5分 ③本時25分 ④まとめ5分 といったように授業構成を…

授業を見直す16のポイント①

話すときは短く数字を入れる 説明するときは、 「〜点話します。1つ目は〜」 のようなフレームで話すようにする。 話が下手でも分かりやすい話ができる。 机間指導は導線を決める。 机間指導するときは、通る道を決めて全員に公平に指導する。 そうしないと…

習慣化の力

何か行動を身に付けたいと思ったとき、最も有効な方法が習慣化です。 逆に習慣化しない限り、本当に意味で行動を身に付けたとはいえないと思います。 習慣化することの良さは、無意識的にその行動を取れるようにすることで、他の行動にエネルギーをさけるよ…

叱る作法⑤

情熱を持つ 教師とは一つの職業であるが、ただ金を稼ぐためにこなせばいいという仕事ではない。 人は本来社会の中で任された役割を果たすことで喜びを感じる存在である。 お金を稼ぐために働くのではなく、子供を成長させるという職務に使命を持ち、情熱を持…

叱る作法④

想いをもって叱る 叱るときは子どもの成長を想って叱る。 結果を考えて叱る。 そして、それを伝えることが大切。 自分のために叱ってくれているんだという気持ちが伝われば子どもに指導が入る。 教師のエゴで叱ってはいけない。 叱ってはいけないときもある …

叱る作法③

子どもが自分をごまかしているときは叱る 本来できるはずのことでも、状態怠けて全力を尽くしていないようであれば叱るべき。 自分に甘えていると成長はないという人として大切なことを教える必要がある。 正々堂々と叱る 叱ることに躊躇してはいけない。 「…

叱る作法②

結果を考えて指導する 成長させたいと思って強く叱った結果、子どもが逆に背を向けて勉強しなくなってしまったら、それは指導が間違っていたことになる。 どんなに正しい動機があっても教育の成功は結果が決める。 子どもの特性やその子との経験から、1番良…

叱る作法

教育は人である 教育の質は教師の人間力が決める。 教師は叱るに値する人間でなければならない。その為に絶えず自己研鑽に励むべきである。 教育に恐怖は必要 叱る とは、優しい注意では言うことを聞かない相手に対して、一時的に圧倒的な力でいうことを聞か…

思考のスイッチ②

道徳で思考のスイッチを入れる3つの発問 ①タイトルから発問する。 ②本文の一文を引用して発問する。 ③挿絵だけを見せて発問する。 これら3つの発問を通して教材に引き付けることが大切。 普通に導入をしていては子どもは主体的には学べない。 一部を隠すフレ…

思考のスイッチ①

アクティブラーニングとは 子どもが自ら考えだす能動的な学び。 授業において、基本子どもは受動的である。 それを能動的にするための工夫が必要。 思考を刺激する発問 能動的な学びを実現するためには、子どもが思わず考えたくなるような発問作りが非常に大…

子ども集団を動かす技

徹底したいルールはやり直しさせる どうしても徹底させたい大切なルールを定着させる技は、やり直しをさせること。 たとえば、 整列するときは素早く並ぶ というルールを定着させたい場合。 のろのろと並んでいたようであれば、 毅然とした態度でやり直しを…

子ども集団を統率する技②

数字の力 指示だし、説明、発問をする際には数字を入れると子どもに入りやすくなる。 内容が具体的になり集中して聞けるようになるからである。 例えば話すときは、 大事なポイントが2つあります。指を折りながら聞いてください。 指示を出すときは、 10秒で…

子ども集団を統率する技①

話を聞かせる 子どもに話を聞かせるには原則がある。 ・短く話す ・数字を入れる ・目を見る ・視覚情報を入れる ・見通しを持たせる といったことである。 事前指導+褒め 事後指導では叱るだけになってしまったり、褒めても定着しないことが多い。 事前に…

授業に集中させる技④

規律は楽しく教える 授業や生活の規律を教える際に注意ばかりでは大人も子供も疲れてしまう。 先生との勝負にすることで楽しく規律を身に付けられる。 例えば、廊下を静かに歩く という規律を教えたいときには 「喋って注意されたら先生の勝ち」 といったよ…

授業に集中させる技③

子どもは褒めて動かす 小さなことでも、できている子を取り上げてみんなの前で褒めることが大切。 その子の良い行動を定着させるだけではなく、他の子も影響されて良い行動を真似するようになる。 例えば、全校朝会で綺麗に並ばせたければ、教室に戻ったあと…

授業に集中させる技2

・授業の導入はいきなり活動。 ダラダラと復習ややることの説明をするのではなく、活動をさせる。 低学年の算数では、フラッシュカードや百玉そろばんがいい。 チャイムと同時に開始にする。 ・音読はバリエーションをつける。 ・音読指導は良い例と悪い例を…

授業に集中させるワザ①

・子どもの目を見て話す →一人につき2秒ほど目を合わせると、子どもは自分に向かって話しかけられてると思う。 ・指示には数字を入れる →数字を入れると子どもにとって見通しが持ちやすくなる。また何をするかも明確になる。 ・教え込むより、比較して考えさ…