「授業の腕をあげる法則」②
○空白禁止の原則
授業中は子どもが何をしたらいいか分からない時間を、1秒でも与えたらいけないそうです。
少しでも空白の時間ができたら、当然子どもは遊び始めます。
そのためには、
大きい指示を出してから個別の指示を出す。
常に終わった子用の発展課題を用意しておく。
個別指導は短くする。
といったことが大切になります。
○激励の原則
向山さんは、「教師の仕事の本質は一つだけ挙げるとするならば、子供の生きる気力を育むこと」と述べています。
教師は常に子どもの味方でいて、そばで励まし続けないといけないのです。
苦手なことやできないことがある子に対しては、
「必ずできるようになるよ。〜のようにしてみたら大丈夫だよ。」
と、別の方法を教えてあげて励ますのです。
これは技術というよりは、教師としての心構えの原則の一つだと思います。
どんな子に対しても常に励まし続けられる教師でありたいです。