「子供を動かす法則」
子供を動かす法則
子どもを動かす原則とは本書では一つにまとめられています。
「最後の行動まで示してから動かせ」
ということです。
とにかくこれが1番大事ということです。
そして、この原則を細かく分けた補足として、
5つの原則が示されています。
順に紹介します。
①説明は短くせよ
だらだらと長く話すと大切なポイントが伝わりません。
余計な説明は省き、行動だけを簡潔に伝えるようにします。
話す目的を先に考えるようにすればいいのかなと思います。
②どのくらいするかを伝える。
やるべきことを伝えたら、どのくらいするのかを具体的に伝えます。
量や時間を細かく指定することで、子どもにとってするべきことが明確になります。
③終わったら何をするのかを伝える
これができなかったら、見通しが持たず活動が緩んでしまいます。また終わった後に遊び始めてしまう子どもが出てしまいます。
④質問は最後にする
途中で質問に答えると、それだけで子どもの頭は混乱してしまいます。
最後まで話を聞かせることが大切です。
⑤行動に対して短い評価を与える
説明が終わったら子どもは行動を開始します。
指示通り動く子もいれば真面目にできい子もいると思います。
そのときに、正しい行動をとっている子に注目し、褒めてあげることが大事です。
やってない子への指導に意識が向き、ちゃんとしている子への評価を怠ってしまうとかわいそうです。
空気も悪くなり、行動の強化もできません。
指導は後回しにして、真面目な子のことをまず褒めます。
それができていると、周りも影響されてちゃんとやるようになると思います、
それでもできない子がいたら叱ればいいのです。