刺激と反応の間を選択する
今読んでいる、
「史上最強の人生戦略マニュアル」
から、心に残る話があったので、まとめておきます。
それは「刺激と反応の間を選択する」
というものです。
7つの習慣にもほとんど全く同じことが書いてありましたが、何故かこっちの本の方が心に残るものがありました。
恐らく、ナチスの強制収容所に入ったフランクル博士のエピソードに添えられて紹介されていたからだと思います。
「刺激と反応の間を選択する」
とは、
人生で起こったことに対して、どういう反応をとるかは自分のコントロール下にあるということです。
フランクル博士は、衣食住を始めとした全ての生活を完全にコントロールされた収容所での生活の中で、
「今の自分の環境をどう認識し、どう思うか」
ということだけは自分がコントロールできるということを発見します。
そして、
「今のこの極限の環境の中でも、その発見は適用されるということを証明しよう。」
と、収容所での生活に価値を見出すのです。
人生を送る中で、到底ポジティブには捉えることができなそうな出来事はたくさん起こります。
「なんで自分ばっかり」「最悪だ」
と心を病んでしまうようなこともあります。
ですが、どんな最悪な出来事でも、心を病んで気力を失うか、前を向いて次の行動に目を向けるか、自分の反応を決めるのは、自分の意思でしかないのです。
しかし実際はそう何事もポジティブに捉えられるわけではありません。書いていて綺麗事だなぁと自分でも思ってしまいます。
ですが、どう足掻こうと過去に戻って起こった出来事を修正したり、どうにもならないことをコントロールしたりすることはできないのです。
自分にできるのは、未来に向けて建設的な反応を選択することだけなのです。
と、いうことを改めて昨日の夜考えさせられました。
でわ?