読書アウトプット記録

本から学んだ内容をアウトプットすることで自分自身の記憶に深く落とし込むことを目的としています。

「1440の使い方」-ケビンクルーズ-

今日の本です。

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「どうせ他の時間術の本と同じようなことが書かれてるんだろうな」

と思いながらも、Kindleで無料だったので読んでみた本です。

結果想像以上に良質な学びが盛りだくさんの素晴らしい本でした。

これまでにない視点から時間を効率的に使うためのアイデアを得ることができました。

以下内容を紹介します。

 

 

スケジュール作成の仕方

本書ではスケジュールを作成する際には以下の方法が紹介されています。

 

1.大事な活動を最優先して先に入れることから始める

→自分を成長させてくれるような自己投資の時間を先に固定し、そこからスケジュールを構成していくようにする。

2.To Doリストは「いつするのか」をスケジュールに入れる

→To Doリストを作成しただけでは優先順位が分からない。また作成しただけで満足してしまい結局古いリストが残り続けることになる。するべきことはいつ終わらすかまで先に決めて、リストではなくスケジュールをみて動く。

3.分単位でスケジュールを組む

→そうすることで無駄な隙間も有効に活用しようとする意識が生まれる。(ただし分単位でみっちりスケジュールを組みすぎても計画通りに進まないことの方が多いのでどこかで空白の時間を設け調整することも必要)

4.朝の時間を死守する

→成功した人は自分の一日のエネルギーの源となる朝の習慣を持ちそれを維持している。自分なりに一日とパフォーマンスを上げるルーティン(有酸素運動・瞑想など)を持ちそれを大切にする。

 

といったことです。

どれも時間を最大限効率化する為の本質的な情報であると思います。

 

 

「一度しか触らない」という考えで行動する

これは本書から1番感銘を受けた考えになります。

本書で述べられている「1度しか触らない」という考えは、2つの意味を持っていると思います。

1つは「1回のアクションで完了させる」という意味です。

時間を効率的に使える人は、ほぼ何事に対してもその場で対処し終えます。

その場で完了できる仕事は先延ばしにせず、その場で終えるということです。

もう1つは、「行動をなるべく1回のアクションに集約する」という意味です。

例えばわかりやすい例として、買い物や料理が挙げられます。

毎日必要な物を買いに行くのではなく、1週間分を事前に計算してまとめて買い物をすれば、それだけで他の6日分の買い物の時間を削減できます。

料理もまた然りで、なるべく作り置きをするように工夫すれば、その分の料理の時間を1度に集約できます。

この考えを活かすと、日常の些細な行動や仕事の場面でも、似たようなアクションや判断を一度に集約できることは意外と多いのではないでしょうか。

先ほども生活の中から買い物や料理を挙げましたが、毎日着ていく服の判断などの意思決定する時間も1週間分を1度に集約できますよね。

大切なのは、極力二度手間を避け、似たような行動や判断をなるべく1回にまとめて集約するということになります。

その都度思い出したように集中し直して取り掛かるよりも、一度の集中で一気に片付けた方が圧倒的に効率が良くなると思います。

 

 

メモを取る

脳科学や時間術の本をたくさん読む中で分かってきたことがあります。

それは、パフォーマンス力をあげるにはなるべく脳の負担を減らし、他のことにエネルギーを使えるようにするということです。

例えば何事も習慣化して、脳が意志力を働かせる機会を減らすということが分かりやすい例として挙げられます。

本書ではその他に

とにかくメモを取る

ということが紹介されています。

メモを取り、紙に情報を記すことで、脳が情報を保つ負担を減らすという効果があります。

メモは第2の脳であると思い、思いついたことや覚えておくべきことをどんどんメモしていくことで、脳に余裕が生まれ、他のことにエネルギーを使えるようになります。

 

 

 

以上が今回の記事の内容になります。

他にも有益な細かい学びはたくさんありましたが、今回はこれまでにない角度から学びをもたらしてくれた新鮮な情報だけを紹介しました。

やはり時間術の本は面白いです。

生活のレベルを上げていくような感覚がやみつきになります。

どんどん実践してこれからも人生の時間を増やしていきたいです。