読書アウトプット記録

本から学んだ内容をアウトプットすることで自分自身の記憶に深く落とし込むことを目的としています。

「読書という荒野」見所徹

今回は見所徹さんの「読書という荒野」です。

幻冬社の社長である見所徹さんの、読書に対する考えや読書を介した人生論について書かれてあります。

本書から刺激を受けたことは大きく2つです。

1つは見所さんが語る「読書の意味」、もう1つは随所に散りばめられた見所さんの「人生に対する考え」です。この2つに大きく絞って内容を紹介します。

 

1.読書の意味

この本を読む前は、自分にとって読書とは「これまで触れたことない知識や考え・価値観、物語の世界観などに触れて思考の幅を広げる」ものであると考えていました。

実際本当に良い本を読んだ後は自分の考えや行動がガラッと変わり、「変化した自分」を強く実感することができます。

私は読書を通して人はどこまでも成長できると確信しています。

しかしその上で著者の見所さんは、「読書は何が書かれているかより自分が何を感じるかが大事」と述べています。

つまり書かれてある知識や考え方、情報をそのまま断片的に学ぶだけではなく、そこから自分なりに感じたことを大切にする必要があるということです。

この考えはこれまでの私の読書に対する考えに新たな風を吹き込んでくれました。

確かに本に書かれてある言葉をそのまま吸収するのではなく、そこから考えたことを自分なりの言葉で捉え直し、思考の軸とすることでより読書を成長に繋げることができると思います。

その為に読書をする中で考えたことをその場で本やメモに書き残すようにすることが大切であると思いました。

 

2.著者の人生に対する考え方

子どもの頃から圧倒的な量の読書をしてきた著者の見所さんの言葉や考えは、やはり胸に刺さるものがあります。

その中でも特に印象に残ったのは

「日々自己検証しながら圧倒的努力で生きる」という言葉です。

この言葉に見所さんの人生論が凝縮されていると思いました。

「今の自分の努力は足りているか」「正しい方向に向かっているか」と日々自分を見つめ直しながら、圧倒的な努力を続けること。

目指すべき場所に向けて自分を高め続けるには、そのような覚悟が必要であると刺激を受けました。

そしてその為の最高のツールの一つが読書であると思います。

圧倒的な量の読書は、圧倒的な努力です。

圧倒的な量の読書を通して自分自身を見つめ直していくことで、生涯自分を成長させていきたいと思います。

 

 

以上が本書から得た学びです。

見所さんの読書を通した生き方に刺激を受け、読書の重要性を改めて感じると共に、読書についてこれまでと違った角度から考え直すことができました。